<日本ハム2-3ソフトバンク>◇5日◇函館

 秋山ホークス単独首位への道を最初に切り開いたのは、ホセ・オーティズ内野手(32)のバットだった。3回表1死二塁。直前で川崎が送りバントを失敗(捕邪飛)し、沈みかけたムードを一気に盛り上げた。カウント2-2から低め変化球に食らいつき、先制の右前タイムリーだ。

 オーティズ

 打ったのはスライダー。うまく打てたね。いいところに落ちてくれた。早いうちに先制点を、と思っていたから、打ててよかった。

 この日1安打だが、勝負どころで力を発揮するあたりが、O砲の存在感を物語っていた。

 チーム躍進の象徴的な選手だ。4月下旬に途中加入すると、出場即アーチを描くなど低迷していた打線の起爆剤となった。交流戦6本塁打はチームトップタイ。この日、救われた格好の川崎もこう口にした。「バント失敗が悔しいけれど、オーティズがカバーしてくれたのが大きかった」。その川崎は今季4度目の猛打賞。今では本塁打を打った選手は、両人さし指を天に向ける「オー様ポーズ」は当たり前。助っ人オーティズが、秋山ホークスの攻撃の核となっているのは間違いない。

 [2009年7月6日12時19分

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