<オリックス2-3ソフトバンク>◇8日◇京セラドーム大阪

 ソフトバンク松田宣浩内野手(26)が地元関西で2点二塁打&猛打賞の大暴れだ。1-0で迎えた2回1死二、三塁。オリックス金子の直球に逆らわず、バットをしならせて右方向へ打ち返した。打球は一塁手カブレラの右を突破。走者2人を本塁へ迎え入れた。

 「差し込まれたけど、強くたたけて良かった。大きなヒットを打てた」。塁上で右目をウインクさせ、ニカッと白い歯を見せた。

 8打席ぶりとなった安打を皮切りに、5回の第2打席で左前打、7回の第3打席でも右前打をマークして3打数3安打。「積極的にいけたのがよかった」。6月27日の西武戦以来、今季2度目の猛打賞でオリックスに流れを渡さなかった。

 指揮官からの助言を実らせた。前日は4打席無安打。この日の試合前練習では、打撃ケージ後方で秋山監督に呼び止められ、直接指導を受けた。身ぶり手ぶりで「体ごと振っている」と指摘を受け、ティー打撃でフォームを微調整。好調時のビデオも見直すなど、必死で修正に取り組んだ成果をいきなり発揮した。

 大阪入りした6日には、約1時間をかけて電車を乗り継ぎ、JR南草津駅に降り立った。向かった先は滋賀・草津市内にある実家。家族と語らいながら一晩を過ごし、英気を養った。だからこそ、地元関西で勇姿を見せたかった。「(右手甲骨折から)復帰して、まだ思った結果を出せてない。明日からも気を引き締めて全力で頑張りたい」。3連戦ラストの今日9日も、故郷滋賀まで届くような快音を響かせるつもりだ。【太田尚樹】

 [2009年7月9日11時58分

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