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日本ハム高橋、先制打&ダメ押し6号

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8回裏1死、本塁打を放ち、迎えられる高橋(左)(撮影・黒川智章)
8回裏1死、本塁打を放ち、迎えられる高橋(左)(撮影・黒川智章)

<日本ハム4-0ロッテ>◇10日◇札幌ドーム

 打線も渋い仕事で、多田野を奮い立たせた。主役は日本ハムの主砲・高橋信二捕手(30)だ。1回2死三塁。稲葉が倒れた直後の消沈ムードを、一振りで変えた。「試合中もプレッシャーをかけてくれてありがとう、と思ってました」。ジョークも飛ばせるほど穏やかな心だからこそ、抜けたフォークをミスショットせず、左前へ運んだ。先制点をプレゼントしたことが、復帰右腕の快投の1つの支えになった。

 8回にはダメ押しの6号ソロ。大記録達成への力水になりそうな1発を、右翼ポール際へとたたき込んだ。この日は稲葉、スレッジの3、5番が無安打。「クリーンアップが機能しないと勝てない。稲葉さんも人間だから、いい時も悪い時もある」とカバーしようとする思いは、最後まで切れなかった。「いい場面できっちり仕事をしたい」。小谷野も7回に2点二塁打と、勝負どころの終盤で、呼応するように役割を果たした。

 この日は金子誠が今季初の先発落ち、稲葉がDH出場。いずれも移動試合による疲労を考慮しての措置だった。ただの6連敗という数字以上に、負ければダメージが大きな一戦だったが、投打がかみ合い勝ち切った。梨田監督は「連敗中で点がほしいところで、よく取ってくれた」と機能した打線を持ち上げた。長いトンネルを抜け、首位追撃のきっかけになりそうな再スタートになった。【高山通史】

 [2009年7月11日10時10分 紙面から]


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