<ソフトバンク1-0楽天>◇10日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクが勝利の方程式「SBM」の使用制限を破って白星をたぐり寄せた。0-0の7回無死一塁。通常はリードした展開で投入する鉄壁のカードが切られた。「ピッチャー摂津」。このコールでナインの結束、集中力は高まった。SBMが1人2イニングずつ抑え、最低でも引き分けに持ち込む勝負手。摂津正投手(27)は7回2死一、二塁でリーグ首位打者の草野を一ゴロに打ち取った。
今季37試合目と2試合に1回のペースで登板する新人は「同点を気にせず1人ずつ打ち取ればいい」と顔色を変えず、2イニング目へ。8回は2死二、三塁までピンチを広げたが、リンデンを146キロ直球で見逃し三振に切った。
バトンを受けたファルケンボーグは「最近の中ではベストだった」と2回で4奪三振と相変わらずの威力。そして11回は守護神馬原が仁王立ちした。先頭聖沢に二塁打され、犠打で三塁に進まれたがバックに助けられ、無失点で踏ん張った。その裏。投手陣が守り続けたホームにサヨナラの走者が駆け抜けた。4投手による無失点リレーは勝利への執念も運んでいた。
秋山監督は「大場がいい投球をしたし、あれだけ投手陣をつぎ込んだし、勝たないといけなかった」と胸をなで下ろした。前回、勝利の方程式を同点で投入した5月15日楽天戦も延長10回の末に勝利。「限定解除」の秋山スペシャルがまたも決まった。
[2009年7月11日11時50分
紙面から]ソーシャルブックマーク




