<西武3-6オリックス>◇10日◇西武ドーム

 オリックスが伏兵2人の活躍で西武特急を止めた。0-2の4回、2死満塁で8番鈴木郁洋捕手(34)が石井一の初球をたたいて左中間へ運び、一挙に逆転した。同点の8回には大引啓次内野手(25)が勝ち越しの2点右前打で勝負を決めた。大石監督は「鈴木はよく打った。びっくりした。大引もよく決めてくた」と意外なヒーロー誕生に喜んだ。

 鈴木は攻守で意地を見せた。日高が右太もも裏痛で離脱後、先発した9日までの5試合で1安打。9日は捕手として初回6失点。「追い込まれたら打てる打者じゃないから初球から思い切っていった。守備でも昨日のことがあったので何とか最少失点にと」と謙虚に反省を生かした。勝負強さを期待され、19試合ぶりに2番を外れて7番に入った大引は「(監督に)意図があってのこと。今日は打席に集中できました」と勝利の余韻に浸った。

 [2009年7月11日11時28分

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