真弓阪神が緊急補強の第2弾を敢行した。藤田太陽投手(29)と西武水田圭介内野手(28)の交換トレードが11日、両球団から発表された。

 水田は複数ポジションをこなす守備力と走力が魅力。沼沢球団本部長は「外野もできるし、長打力もある。それなりの力をもっていると(調査)担当の言葉もある」と走攻守で高評価。この日、水田は幼少からの虎党であることを明かした。「テレビをつけたら、いつも阪神戦という環境で、甲子園にもよく見に行った。ファンがすごいし、いつも超満員。人気球団で難しいところもあると思うが、楽しみではあります」。

 12日にも甲子園を訪問する予定。背番号は藤田の背負った「15」をつける。真弓監督は「どのくらい戦力になるかを見てみたい」と話し、当面は2軍戦で起用する方針。14日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)がタテジマデビューの舞台となりそうだ。

 [2009年7月12日11時31分

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