日本野球機構(NPB)と全日本大学野球連盟は8月31日、セ・パ誕生60周年記念試合として「U-26NPB選抜対大学日本代表」を11月22日に東京ドームで行うと発表した。それぞれの監督は、NPB選抜がヤクルト高田繁監督(64)、大学代表が近大の榎本保監督(54)に決まった。

 大学代表は今夏の日米大学野球の代表から4年生を除いたメンバー15人を、まず決定。試合までに9人が追加される。榎本監督は早大斎藤佑樹投手(3年)の起用法を「先発でしょう」と早くも予告。初めて現役プロ選手と対戦することになる斎藤は「とても光栄。素晴らしい機会を無駄にすることなく、学生らしいプレーができるようがんばります」とコメントした。

 プロ側は12球団から推薦された26歳以下(12月31日時点)の選手で構成され、各球団から最低1人が選ばれる。この日は63人の候補選手が発表され、11月上旬に24人に絞る。楽天田中将大投手(20)、巨人坂本勇人内野手(20)らも候補入り。高田監督は「ファンが見たいものが一番」と話し「マー君対佑ちゃん」という夢の先発対決が実現する可能性もある。27歳以上のオーバーエージ枠も用意され、阪神新井貴浩内野手(32)、巨人亀井義行外野手(27)らが候補に名前を連ねた。【高宮憲治】

 [2009年9月1日9時11分

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