<横浜4-8中日>◇6日◇ハードオフ新潟

 2試合連続で先発投手を務めた横浜ライアン・グリン投手(34)が、またもやアクシデントに見舞われ、白星を逃した。1点リードの7回無死一、二塁、打者森野へ2球目を投げた際に左太ももが強くつった。森野を中飛に抑えたが、三塁ベース後方へバックアップに入ると、強い痛みを感じた。直後に代わった真田が死球、併殺崩れの間に1点を許し、4勝目が消えた。

 前夜の中日戦では、チーム関係者による先発メンバー表の記載ミスで、想定外の先発投手を務めた。“連投”した影響については「全くない」と否定した。

 アイシングで応急処置。軽症で次回登板への影響もなかったことが唯一の救いだった。田代監督代行は「グリンは良く放ってくれた」とたたえる一方で、終盤3イニングで4点を奪われた救援陣3人については「再編も考えなければならない」と、厳しい表情を浮かべた。

 [2009年9月7日8時43分

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