2年連続最下位が濃厚な横浜の佐々木邦昭球団社長(62)が、来年3月の任期満了を待たず年内にも辞任する方向であることが13日、分かった。横浜の球団幹部によると、佐々木社長は「自分の経験からしても早く新しい体制で臨んだ方がいい」と早い時期に身を引く考えを示しているという。また別の幹部には「私と村上(チーム運営部門統括)が責任を取らないといけない」と話しており、06年に日産自動車から迎えた2人がそろって球団から離れる。

 若林オーナーも11日、「我々を含めて(改革を)やるというのは決まっています」とフロント人事を断行することを認めていた。早ければ10月にも臨時株主総会が開かれ、フロントの新体制が発表される。

 [2009年9月14日9時14分

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