<横浜6-5ヤクルト>◇15日◇横浜

 ヤクルトがサヨナラ負けで、92年以来となる17年ぶりの9連敗となった。9回1死満塁から、5番手松岡健一投手(27)が横浜ジョンソンに決勝の右前適時打を浴びると、守備位置で選手たちはぼうぜんと立ち尽くした。

 連敗中で消極的になるのか。それとも消極的だから連敗が続くのか。象徴的な場面が7回だった。2点差に迫られて、なおも2死一塁。金城の打球は右中間へ高々と上がったが、青木宣親外野手(27)とアーロン・ガイエル外野手(36)が“お見合い”するとボールは二人の間に落ちる適時二塁打となった。青木は「今日の試合はあそこ。チームが悪い流れの中で…。自分のミスです」と振り返った。

 1回に盗塁を絡めて先制し、2回にも連続適時打で追加点を奪った。5回は相手失策を得点に結び付け、今季4連敗中だった三浦を5回でKO。だが戦列復帰したばかりの守護神林昌勇や五十嵐へ慎重につなげたい思惑があり、3点リードの7回も先発石川を引っ張って続投させたことも結果的に裏目に出た。

 それでも高田監督は「久しぶりにうちらしい効率のいい攻撃で点も取れたから」と懸命に前を向いた。3位阪神とのゲーム差は1・5に広がったが、前回9連敗した92年はリーグ優勝している。どん底の今はどんなことでも巻き返しへの材料にする。【松本俊】

 [2009年9月16日8時1分

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