<日本ハム4-2ソフトバンク>◇4日◇札幌ドーム

 2年ぶりパ・リーグ制覇へ、王手をかけた。日本ハムが、ソフトバンクに競り勝ち、優勝マジックを「1」とした。梨田昌孝監督(56)の試合終盤での継投策も的中し、逆転勝ちで連勝。5日西武戦での本拠地の札幌ドームで、歓喜のゴールへ飛び込む。

 歓喜の終点が、ようやく見えた。約1カ月。8月28日に「29」を点灯させてから、長い苦闘の日々に別れを告げる日が、目前に迫った。

 梨田監督

 まだあまりピンとこない。(マジックを)ゼロにするのが目標であってね…。早くゼロにしたいね。

 この日は継投策で、最後の力を振り絞った。1点を奪われ、2点差とされた7回2死三塁で江尻を投入。好投の武田勝に見切りをつけ、傾きかけた流れを分断した。8回を3投手、最後は2死一塁から、これまで主に敗戦処理的な役割だった金森を抜てき、無失点でしのいだ。「この前もいい投球をしていたからね」。9回は武田久で締めた。

 繰り出した一手、一手で、ソフトバンクの反撃の芽を摘んだ。自力でチーム2年ぶりのV奪還、自身にとって近鉄監督時代の01年以来、8年ぶりの頂点まで、あと1歩まできた。楽天との開幕3連敗からスタートした本拠地で、1年間を飾る舞台が整った。まず5日、本拠地胴上げのチャンスに臨む。「明日、そうなったらいいね」。梨田監督が、秋の北海道で舞う。【高山通史】

 [2009年10月5日8時10分

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