今季途中に加入した阪神のクレイグ・ブラゼル内野手(29)が、「史上最強助っ人」の称号奪取に意欲をみせた。10日、成田空港発の航空機で自宅のある米国・アラバマ州へと帰国した助っ人は、来季も阪神の大砲として全144試合出場を宣言。今オフは個人トレーナーを雇って肉体改造に臨み、さらなる成績アップにつなげる腹づもりだ。
「(西武に在籍した)去年はパワーだけで本塁打と打点だけだったが、今年は打率もそこそこ残せた。持てるものは出せたし、いい年だったと思う」
6月途中に加入し、82試合に出場。8月には左肩を痛め、9月には左大腿(だいたい)四頭筋筋挫傷で登録抹消も経験した。だが満身創痍(そうい)な体でチーム3位の16本塁打。打率は2割9分1厘。チーム最大の目的だったCS出場は今季最終144戦目で逃したが、個人的には納得のできる1年だったようだ。ただ、これで満足しているわけではない。
「今年はケガが多かったが、来年は144試合出るつもりでやるよ。そのためには個人トレーナーを雇い、今まで以上にトレーニングをしないといけない気持ちでいっぱいだ」。すでに徹底した下半身強化を自ら打ち出しており、肉体改造に励んで来季を迎える心構えでいる。
来日3年目での猛打爆発と言えば「史上最強助っ人」と呼ばれるバースが真っ先に思い出される。助っ人外国人史上でも2人目となった偉業達成の再現が、ブラゼルには期待される。「来年もというか、このチームで野球人生を終える気持ちでやっている。チームに貢献できるように頑張りたい」。来季はシーズン初めから家族を呼び寄せ、グラウンド外の環境も整える予定。「史上最強助っ人」の称号に一歩でも近づけるように、努力は惜しまない。
[2009年10月11日11時46分
紙面から]ソーシャルブックマーク



