ソフトバンク杉内俊哉投手(28)が楽天撃破の“最終兵器”になる。16日のクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ初戦に先発するが、1勝1敗で3戦目にもつれ込んだ場合に中継ぎ待機させるプランが浮上。高山投手コーチは「その日に戦力として使えるかどうかを見る」と可能性を示唆した。3月のWBCでは中継ぎとして5試合に登板して6回1/3を無安打無失点に封じるなど、リリーフの適性もある。

 順当なら杉内は初戦に先発した後、中4日で21日の日本ハムとのCS第2ステージ初戦で先発を務めることが濃厚。中継ぎ登板をはさめば支障が出るのは否めないが、高山コーチは「まず第1ステージを勝つことが最優先。ベストの選択をする」と強調。あらゆる可能性を否定せず、最善の策を模索する。

 杉内は15日、チームとともに仙台入りしてKスタ宮城で最終調整した。手袋をはめ、寒さ対策にも注意を払った。キャッチボールなどで軽めに汗を流し「お疲れさまでした」と言葉少なに球場を後にした。16日の楽天岩隈との投げ合いに勝つことしか頭にないが、チームの命運を背負い、いよいよ出陣の時を迎える。

 [2009年10月16日8時50分

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