虎に新たな伝統だ。今季制定されたM-1グランプリが19日、来季以降も継続することが分かった。南球団社長が「とりあえず、ずっとやっていこうと思う」と明言した。

 真弓明信監督(56)の就任に伴い、自身の発案で始めたのが「真弓監督フレッシュ大賞」だ。年間を通じて最も活躍した若手に、賞金総額1000万円を贈呈する太っ腹な企画。チームの底上げを目指し、参加資格は開幕時点で30歳以下で、年俸3000万円以下。今季の資格者数は46人いた。南球団社長は「シーズンが終わった時点で、だいたい結果が出ている」と話し、第1回受賞者は内定済み。表彰は11月21日のファン感謝デー(甲子園)で行われるが、最有力候補はチームトップの13勝を挙げた能見だ。

 その能見は浮かれた様子は一切なし。この日も甲子園に自主練習に訪れ、今オフのテーマに下半身強化を掲げた。「下半身を全体的に。部分的に鍛えてもバランスが悪くなるから。質ですね」。左腕の飛躍が、M-1制定初年度の成功を物語る。今季は大和が1軍に定着。シーズン終盤には野原祐や柴田など、若手が1軍舞台に立った。真弓流のニンジン作戦で、来季はさらなる若虎の奮起に期待する。【鎌田真一郎】

 [2009年10月20日10時45分

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