24日に神戸キャンプで始動するオリックス岡田彰布新監督(51)が23日、大阪市内でナインに「アピール禁止令」を出した。選手にとっては絶好の“品評会”となるはずが「アピールする必要なんてないよ。できないことをやって、秋にケガしたら困る。普通に練習を見れば(力量は)分かるよ」と語った。

 新監督を迎えて張り切る選手にとっては、何とも複雑。指揮官は「秋はとにかく見るだけ。白紙の状態で見る」と宣言していただけに当然、激しいアピール合戦が予想されていた。

 そもそもアピールの機会すら少なそうだ。全体練習は極力減らし、個別練習を重視。実戦形式は行わず、シートノックも数日だけ。自らノックバットは握らない。そんな中で選手の能力を見極めるのは困難にも思えるが、自らの眼力への自信の表れか。「2月1日とは気分がちょっと違うけど、やっぱり楽しみは楽しみよ」。浮足立つ様子は一切なし。11月20日まで約1カ月間、ひたすら鋭い眼光をグラウンドに注ぐ。

 [2009年10月24日11時42分

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