阪神清水誉捕手(25)が今オフ結婚することが24日、分かった。お相手は会社員の野田泰加(やすか)さん(25=兵庫県三木市在住の自営業・野田一夫さんの三女)。12月中に婚姻届を提出し、同12日に神戸市内のホテルで挙式予定。年内にも西宮市内で新生活をスタートさせる。

 2人は三木中の同級生。中学時代からの友人関係で交際に発展した。「よく話もするし、気も合う。一緒にいて落ち着く人」と清水。高校、大学は別となったが、互いの気遣いで仲を深め、昨年12月に清水がプロポーズ。「僕は(プロポーズの言葉を)伝えたつもりですけど、彼女は言われてない、と言い張ってます」と照れ笑い。13年間の関係を実らせ、最愛の伴侶を手に入れた。

 清水は1年目の07年に開幕1軍を経験。その後は人知れず右ひじ痛にも苦しんだが、泰加さんの支えに助けられた。3年目の今季は狩野、岡崎らと競い合い、2年ぶりの開幕1軍をゲット。開幕2戦目の4月4日ヤクルト戦でプロ初出場を果たした。その後は初スタメン、初安打も記録。1軍20試合に出場し、来季はさらなる飛躍が期待される。

 阪神はメジャーから日本復帰する城島の獲得を目指しているが「自分が頑張るだけ。自分1人だけじゃなく、家族になる人もできた。1軍で試合に出ることを目指して頑張りたい」ときっぱり。この日は休日を返上し、鳴尾浜でランニングとマシン打撃。「これからも支えてくれると思っています!」。厚い信頼を置く最愛の女房とともに、虎の正妻への道を歩み続ける。

 [2009年10月25日11時50分

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