横浜を自由契約となった工藤公康投手(46)は現在シーズンの疲労回復に専念し、横浜市内の自宅で体のケアを優先している。横浜の最終戦となった10月7日以降、パ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージでのゲスト解説するなど活動。他球団の主力打者の能力を目の当たりにしながら、プロ29年目となる来季を見据えていた。

 今後は11月からキャッチボールなど、本格的なトレーニングを再開する予定だ。練習場所は横須賀市の古巣横浜の2軍施設となるか、個別に練習場を探すかは未定だが、肩ひじをつくり直す練習を開始する。工藤は「どこかやれるところがあれば、(47歳現役に)チャレンジしたいです。必要としてくれるチームがあれば、当然のことだが、しっかりと投げられるところを実証しなければならないからね」と話しており、このオフの間に投球ができる体づくりをする意向だ。

 [2009年10月26日8時29分

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