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ソフトBドラ1トリオが100球投げ込み

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右から大場、岩崎、巽はブルペンに入り投球をする(撮影・今浪浩三)
右から大場、岩崎、巽はブルペンに入り投球をする(撮影・今浪浩三)

 来季の先発ローテーションをかけ「ドラ1」3人によるバトルが早くも火ぶたを切った。ソフトバンクの宮崎秋季キャンプが3日、スタート。ブルペンでは大場翔太投手(24)巽真悟投手(22)岩崎翔投手(20)が肩を並べて投球を行った。競馬の併せ馬(複数の馬を並べて走らせる調教)を思わせるデッドヒートで、全員が100球以上を投げ込んだ。

 宮崎の穏やかな日差しが入り込むブルペンに、銃声のようなミット音が立て続けに鳴り響く。将来のエース候補と期待される本格派右腕3人が、壮絶なデッドヒートを見せた。それまでは7つあるマウンドを1つずつ間を空けて使っていたが、3人は高山投手コーチの指示によって手前から大場、岩崎、巽の順で間隔を空けずに並んだ。来季の開幕ローテ争いが火ぶたを切った瞬間だった。

 大場 (他の2人より)年上だし、負けられない気持ちになった。僕は結果よりもまず、ブルペンや練習でアピールしないといけない立場なので。

 岩崎 今年も来年も争わないといけない相手。気持ちが入りました。

 巽 刺激になりました。途中で球数を(捕手に)聞いても教えてもらえなかった。コーチから(球数を教えないように)指示が出ていたんだと思います。

 まるで競馬の併せ馬。みずからの体に“ムチ”を打つように、3人は汗をしたたらせて腕を振り続けた。結果は大場が135球、巽が114球。岩崎も86球を投げ込んだ後、田之上投手コーチの指導を受けながら居残りで約30球。全員が100球の大台を超えた。

 ともに「ドラ1」で入団した3人だが、今季は不本意なシーズンを送った。2年目の大場は12度の先発機会を与えられながら中継ぎで1勝を挙げただけ。同じく2年目の岩崎は腰痛で出遅れ、今季唯一の1軍先発となった9月30日の楽天戦でもプロ初勝利を逃した。ルーキー巽も1軍では中継ぎで1イニングを投げただけに終わった。

 来季へ向けては秋山監督も先発陣の整備を優先課題に挙げている。高山投手コーチは「この3人から(ローテ入りする投手が)出てこないと。ただ投げるのではなく、競争意識を持ってほしかった」と意図を説明した。来年3月20日の開幕まで残り4カ月半。若タカたちの戦いは、すでに始まっている。

 [2009年11月4日12時28分 紙面から]


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大場翔太

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