<日本シリーズ:巨人4-8日本ハム>◇第4戦◇4日◇東京ドーム

 日本ハムの中継ぎ陣が、つないで巨人の追撃を振り切った。光ったのは古巣退治に燃える左腕林昌範投手(26)だった。8回、金森がラミレスに3ランを浴び、なお1死一、二塁のピンチで登場。阿部を右飛、木村拓を空振り三振に仕留めると、左拳を握りながら力強く雄たけびをあげた。球場全体の追い上げムードを、一気にため息の渦に変えた。

 「何かあったらと(ブルペンで)ずっと準備をしていた。いつも宮西、金森がああいう場面で頑張っているので、少しでも貢献できたらと思っていた」とホッとした表情で話した。今シリーズで早くも3度目の対戦となった阿部には右中間に大飛球を打たれ「(スタンドに)行ったと思いました。詰まってラッキーでした」。苦笑いにも余裕があった。

 シーズン後半から信頼度を上げたセットアッパー金森が失策がらみで失点したが、林がフォロー。調子の善しあしは日替わりでも、シーズン同様、中継ぎ陣が互いにカバーする“助け合いリレー”を展開。堅守に助けられた守護神武田久がリードを守り切り、ブルペン陣の総力で2勝目をもぎ取った。【村上秀明】

 [2009年11月5日11時19分

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