卓越した守備能力を持つ選手を表彰する「三井ゴールデングラブ賞」の受賞者が10日、発表された。セ・リーグでは日本一の巨人からは02年以来の3人が受賞し、松本哲也外野手(25)が育成ドラフト選手としては初受賞した。その一方で阪神勢が7年ぶりに受賞者なしとなった。パ・リーグでは日本ハムから7人が受賞。5人が初で、同一球団での5人初受賞はリーグ初となった。両リーグ遊撃手の受賞者が同ポジションでの最年長受賞記録を塗り替えた。満票での受賞者は今年もいなかった。
巨人松本が育成入団の選手たちに希望を与えた。初めて1軍に定着した今季、育成出身者らしく、体を張った守備でファインプレーを連発した。ケガを恐れぬダイビングキャッチが代名詞。初受賞に「うれしい気持ちでいっぱい。とにかく全力でやろうと、積極的なプレーを心掛けた。そういうところを見てもらえたのかなと思います。ケガをしない体を作れたからこそ、ファインプレーも生まれる」と、胸を張った。
泥くさく、攻撃的な守備で層の厚い巨人のレギュラー争いを勝ち抜いた。今後もプレースタイルを変えるつもりはない。「これを自信にして、もっといいプレーを見せられるようにしたい。今年と変わらず、来年も全力プレーを心掛けます。まだ1試合(日韓チャンピオンシップ)残っているので、それも全力で」。初心を忘れず、ゴールデングラブ賞の常連を目指す。
[2009年11月11日8時17分
紙面から]ソーシャルブックマーク



