ナックル姫こと吉田えり投手(17)が、兄妹で新リーグ入りする可能性が出てきた。新球団の三重を中心に関西、東海地区で来年4月開幕を目指して発足する「ジャパン・フューチャーリーグ」の合同トライアウトが14日、兵庫・鳴尾浜で行われた。16歳から46歳までの投手80人、野手151人の計231人が参加したが、吉田の兄勇介投手(20)が受験。ブルペン投球の1次試験、各ポジションの守備をチェックする2次試験を行い、19日に合否が発表される。

 吉田は初の女子プロ野球選手として有名になったが、小2で野球を始めた兄の姿を追い求めたのがボールを持つきっかけになった。兄は「ものすごい刺激。尊敬する、自慢の妹。妹のようになりたい」と話す。帝京三では外野手。昨秋、そろって関西独立リーグのトライアウトを受けたが落選。今夏から吉田が所属していた神戸で練習生になった。この日は、妹と同じサイドスローからの投球でアピールした。同リーグの壁矢慶一郎代表は「純粋に野球をやりたがっている。合否はこれから協議します」と、明言は避けた。三重はすでにえりとの交渉も済ませており、兄妹選手が誕生するか注目される。

 [2009年11月15日9時56分

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