来季で4年契約の最終年を迎える巨人李承■内野手(33)が17日、巨人残留へ強い決意を見せた。羽田空港発の航空機で韓国へ帰国。今季は腰痛もあり、77試合、打率2割2分9厘と、2年連続で不本意な成績だった。「来年、結果を残せなければチームを離れることになってしまう。(米メジャーは)今はまったく考えていない。ずっと巨人でやっていきたい気持ちがある。でも、成績次第です」とキッパリ言い切った。

 出発ロビーには、大量の練習道具を持って現れた。「来季の目標はスタメンで毎日、試合に出ること。そうすれば成績もついてくる。しっかり準備しないと。早めに体を動かします」。通常は年明けから振り込むが、年内から韓国・大邱の母校・慶北高でバットを握る。アジアの大砲が、原点回帰で来季へ挑む。※■は火へんに華

 [2009年11月18日10時52分

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