プロ野球コンベンションが18日、東京都内で開催され、巨人アレックス・ラミレス外野手(35)が2年連続で外国人では初となる2度目のセ・リーグMVPを受賞した。

 巨人ラミレスが「世界の王」に肩を並べた。不動の4番としてセ・リーグ3連覇に貢献したことが評価された。2年連続のMVP受賞は76~77年の王貞治(現ソフトバンク球団会長)以来3人目の快挙。「王さんは世界的にも有名で尊敬している偉大な先輩。驚いているし、とても光栄に思う。来年はぜひ3年連続MVPの新記録を作りたい」と意欲を見せた。

 外国人選手はシーズン終了直後に母国に帰るケースがほとんどで、コンベンションに出席するのは異例のこと。ラミレスは「今年から日本人として登録されるようになったし、慌てて帰る必要はない。日本を愛しているから」と笑顔で話した。ファンの声援が力の源。早くも来季の本塁打パフォーマンスについて思案し「どんなパフォーマンスにするかは来年も公募で選びたい。いいアイデアを待ってます!」と呼び掛けた。

 [2009年11月19日8時39分

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