広島赤松真人外野手(27)が来季、初の盗塁王を狙う。3度の盗塁王に輝いた新任の緒方孝市野手総合コーチ(40)が20日、「(タイトルを)狙って欲しい」と発言し、赤松も「盗塁数を増やしたい」と果敢に次の塁を狙いチャレンジすることを宣言した。

 この日、広島・廿日市市の大野室内練習場で汗を流した赤松は「来季は(盗塁数)30はしたいと思っているし、できると思う」と言い切った。今季は137試合に出場、盗塁企図数21に対して成功は14個(成功率6割6分7厘)。同僚東出、梵と並びリーグ9位だった。シーズン自己最多の盗塁数ではあるが、リーグトップのヤクルト福地は42盗塁、成功率8割7分5厘だった。

 盗塁王奪取にはまだまだハードルは高い。だからこそ「盗塁数を増やしたい。たとえ成功率が7割でも、50回盗塁に成功したほうがいい。盗塁にトライした数も少なかったので、もっと増やしたい」と赤松は強調する。

 緒方コーチは「赤松はタイトルを取れるだけのレベルにある。(そこを)意識してやってもらわないと。来季は自由に走るチャンスはくれるはず。だから盗塁数を増やして、成功率も8割5分くらいいってもらわないと困る」とゲキを飛ばした。秋季キャンプでは、同コーチにスタートのタイミングやトップスピードに乗せるまでの姿勢などの指導を受け「スピードを増すのは無理だけど、走る技術は磨けるはず」と赤松も貪欲(どんよく)に吸収している。

 もちろん、盗塁するためには数多く出塁しなければならず、打撃力のアップも課題となる。武器である足を生かせなければ、野村新監督のもとでレギュラーも約束されない。「出塁率あっての盗塁なので、レギュラーをつかまないと」と赤松は危機感も糧にチャレンジする。【高垣

 誠】

 [2009年11月21日11時3分

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