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真弓監督約束「来年は甲子園でシリーズ」

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来年は甲子園でCSをやりたいとあいさつした真弓監督(撮影・河南真一)
来年は甲子園でCSをやりたいとあいさつした真弓監督(撮影・河南真一)

 阪神のファン感謝デーが21日、甲子園球場で行われ、真弓明信監督(56)がファンに来季の日本シリーズ進出を約束した。奮闘した若手選手に送られる「真弓監督フレッシュ大賞(M-1)」には能見篤史投手(30)、狩野恵輔捕手(26)を選出。同賞は来年も継続する方針で、さらなる激戦バトルで、V奪回の原動力になることを期待した。新井貴浩内野手(32)は、イベントの中で北京五輪ソフトボール日本代表の鉄腕・上野由岐子投手(27)から快打を放ち、ファンを沸かせた。

 3万2000人の観衆の前で、真弓監督が就任2年目の燃える決意を明かした。本拠地で行われたファン感謝デー。4位に終わった今季の反省の言葉を並べつつ、ファンに誓った。「来年はこの甲子園に、クライマックスシリーズ、日本シリーズをもってきて、この甲子園で戦いたいと思います」。リーグ優勝、そして日本一へとつながる道をしっかりと歩むことを約束した。

 それだけの自信はある。今オフに城島を獲得し、新外国人投手も調査中。ドラフトも思い通りの指名ができて、補強は順調だ。その上で、V奪還の鍵を握るものが指揮官の頭にある。若手の台頭だ。この日は活躍した若手に送る「M-1」の受賞者を発表。能見、狩野の2人を選んだ。「去年まで活躍できずに、出番もなかった選手が飛躍的に伸びた。この選手になるんじゃないか」と躍進を選出に理由に挙げた。他球団にはないこの企画は、効果があった。

 来年も引き続き、実施される方針で、2年目を迎えるM-1に期待することがあった。「若い人が出てくるのを楽しみにしている」。チーム力のアップに補強は欠かせないものだが、若手の台頭は活性化という意味で必要だ。南球団社長も「もっと(選出に)悩んだほうがいい。5人でも6人でも候補が出てきてほしい」と賞レースの激戦を望んだ。その下地はある。真弓監督は秋季キャンプで戦力に底上げを図った。野原将や上本、柴田らが来春キャンプの1軍帯同というチャンスをつかんだ。新井vs野原将の下克上バトルを予告するなど、競争激化を巻き起こそうと考えている。M-1の激しい戦いは、そのままV奪還につながると言っていい。

 2年契約の最終年となる10年シーズン。真弓監督は力強く言った。「クライマックスシリーズをやるということはリーグ優勝しないといけない。そして、やはり目標は日本シリーズ」。波に乗れなかった前半戦に猛追の後半戦。辛酸をなめた経験は無駄にはしない。育成の手応えをつかんだ指揮官が逆襲に燃えている。

 [2009年11月22日11時48分 紙面から]


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真弓明信

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