<セ・パ誕生60周年記念試合:プロ選抜1-1大学日本代表>◇22日◇東京ドーム
来季に向け下克上ののろしを上げた。阪神大和内野手(22)がプロ選抜の一員として成長を見せつけ、来季の1軍定着を猛アピールした。二塁守備から途中出場で、1打席目は7回先頭打者で巡ってきた。
「打ったのはカットボール。間隔は開いていたけど普段通りに出来た。苦労することなくできた」。
カウント1-0から打って出た。明大・野村の足元に打ち返す中前打。実戦打席は10月4日の中日戦(甲子園)以来ながら、高知・安芸での秋季キャンプで真弓監督から指導を受けた打撃で明大のエース候補に痛打を浴びせた。
「(広島)野村監督に行けたら行けと言われていましたからね。塁に出たので積極的に行けた」
満員の東京ドームをどよめかしたのは阪神首脳陣も期待するスチールでだ。続く西武大崎の2球目に迷いなくスタートを切った。送球が高めにそれたが、例えストライク返球でも楽々セーフのタイミング。コーチボックスにいた巨人原監督と広島野村監督、ベンチにいたヤクルト高田監督とライバル球団の指揮官にまとめて快足を見せつけた。
初めて1軍入りしたプロ4年目の今季。先発出場は13試合を数え、2盗塁を決めた。真弓監督は来春キャンプで二塁レギュラーを関本、平野らと競わせる若き刺客に指名している。「ジャパンのユニホームは特に思い入れはないです」。07年にプレ五輪の日本代表に選ばれたことはあるが、日の丸の前にまずトラのレギュラー取りという大目標に突進する。
[2009年11月23日11時59分
紙面から]ソーシャルブックマーク



