まさかの電撃解任にもソフトバンク森脇浩司ヘッドコーチ(49)は気丈に振る舞った。25日、午前から福岡県内のゴルフ場で内野手会ゴルフコンペに参加。スタートホールで選手らに明るく「おれのラストノック見とけよ」との言葉とともにティーショットを行った。前日24日に退団を通告されていた同ヘッドだったが、この時点では、参加した10選手は誰も退団の事実は知らされていなかった。

 ホールアウト後、最終ホールのグリーン脇で同組の小久保、川崎に退団の事実を知らせた。同ヘッドだけがその場に残り、後続3組のプレーを見守った。「最終ホールは、時間が止まってくれと思った」と同コーチ。涙を流す選手もいる中、最終組までひとりひとりに丁寧にあいさつした。「さみしさと言うのはあるけど、ホークスには感謝している」。ただ、秋季キャンプも終えたこの時期での通告に関しては「今後、野球界のサイクルの中で選手、コーチも含め今日の僕の例というのがないことが望ましい」と話した。

 この日、秋山監督は「球団主導で編成するということだった。来年の話もしていたところだった。また最初から話していかないといけない」と複雑な表情だった。

 [2009年11月26日11時37分

 紙面から]ソーシャルブックマーク