関西ダービー盛り上げろ!

 阪神の新OB会長に就任した田淵幸一氏(63=野球評論家)が28日、アキノブ対決のゴングを鳴らした。阪神真弓明信監督(56)とオリックス岡田彰布監督(52)が同席することで注目された阪神のOB会総会。大阪市内のホテルで行われた立食形式の懇親会で、両監督の目立った接触はなかったが、外野から田淵会長がバトルをあおった。

 「うまく舌戦しながら盛り上げなきゃ。セ・パの交流戦も4試合やり合うんだから。野球を見に来る人は増えているけど、減ることが一番怖いんだから」

 岡田監督はオリックス監督に就任後、古巣阪神へ口撃を繰り返していた。今岡のトライアウト受験に「なんでさらし者にするんや」と発言。城島の加入で立場が厳しくなった矢野を巡っては、阪神球団と舌戦になった。

 田淵氏は「球団の人からすれば腹がたつかもだけど、我々からすればやり合うのはおもしろい。興味も出てくるし、いいこと。それをダメと言ったら岡田(のキャラクター)が死んじゃうよ」と意に介さず、関西球界の盛り上げを望んだ。岡田監督にも懇親会で直接、思い切ってやれと伝えたという。

 真弓監督は「他のことじゃなく野球のゲームで盛り上がらないとね。岡田監督が相手でもやりづらいことはない」と大人の対応で闘志を燃やした。南信男球団社長(54)も「岡田監督は遅れてきたのかな。同じテーブルだったからずっと話していたよ」と遺恨などないように談笑した。

 田淵OB会長が奨励するアキノブ対決の決着は来シーズンに…。阪神OB監督が、ホテル会場ではなくグラウンドで火花を散らす。

 [2009年11月29日11時55分

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