セ、パ両リーグの守備のベストナインに贈られる「三井ゴールデングラブ賞」の表彰式が11月30日、都内のホテルで行われた。初受賞は西武涌井秀章投手(23)、巨人松本哲也外野手(25)ら10人。日本ハムは稲葉篤紀外野手(37)ら7人が受賞した。

 4年連続4度目の栄冠となった日本ハム稲葉は、パ・リーグ最年長受賞記録を視野に入れた。これまでの記録は、ヤクルト時代の恩師である野村克也氏と、2年前まで日本ハムの打撃コーチを務めていた平野謙氏が持つ38歳。稲葉は来季、5年連続の獲得なら並ぶことになる。「何年たっていても取りたい賞です。38歳?

 狙っていきたい。もっともっと上を目指します」と、2人の師匠超えを誓った。

 大目標は2つの策で達成するつもりだ。「1年間戦える体づくりをしないと。若い選手に交ざってやりたい」と、キャンプでの走り込み、特守に積極的に参加する方針を明かした。そしてもう1つが「青汁」。健康のためにシーズン中から欠かさず飲んでいるが「オフも飲むよ。継続します」。“秘薬”のサポートも借りて、ノムさんを超える。

 [2009年12月1日8時33分

 紙面から]ソーシャルブックマーク