野球体育博物館の競技者表彰委員会は2日、来年の野球殿堂入り候補39人(プレーヤー部門29、エキスパート部門10)を発表した。選手として評価するプレーヤー部門ではオリックス監督からソフトバンクに移った大石大二郎ヘッドコーチ(51)、巨人篠塚和典打撃コーチ(52)ら8人が新候補となった。すでに資格を取得している候補には中日落合博満監督(55)、巨人原辰徳監督(51)らが含まれる。落合監督は前回、わずか1票差で殿堂入りを逃しただけに得票が注目される。監督、コーチ経験者を含むエキスパート部門では巨人のV9メンバーだった柴田勲氏(62)、阪急の元エース足立光宏氏(69)が候補に加わった。殿堂入りは1月12日に発表される。

 [2009年12月3日8時7分

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