横浜は4日、台湾ラニュー練習生の王溢正(ワン・イイゼン)投手(24)と仮契約を行い、台北市内で入団会見を行った。3年契約で契約金1200万円、年俸600万円。秋季キャンプでテストし、入団が決まった。140キロ台の直球とスライダーを持ち味とする190センチの長身左腕は「感謝したい。海外でプレーすることが子供のころからの夢だった」と話した。8日に日本で正式契約を行う予定で、岡本編成部長は「ドラフト上位の潜在能力がある」と期待をかけた。

 また日本ハムを自由契約になったターメル・スレッジ外野手(32)に正式オファーを出し、同編成部長は「家族の渡航費など、細かい部分まで提示した。感触は良かった」と説明。年俸は2億円前後の複数年契約を用意し、補強ポイントの左の大砲獲得を目指す。

 [2009年12月5日8時6分

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