【ゴールドコースト(オーストラリア)11日=広瀬雷太】巨人松本哲也外野手(25)がV旅行先で「赤星イズム」の継承を誓った。阪神赤星の「中心性脊髄(せきずい)損傷」による電撃引退は、プレースタイルが似ているセ・リーグ新人王にとってもショッキングなニュース。目標にしてきた松本は「赤星さんに少しでも近づき、そして超えたい」と、盗塁王のタイトル獲得に意欲を見せた。

 小兵の松本にとっては、まさに生きた教材だった。赤星の話題になると「残念です。学生のころからお手本というか、ずっと注目して見てきた選手。もっと(現役を)続けてほしかった」と、33歳の早すぎる引退を惜しんだ。中でも入団から5年連続で盗塁王に輝いた走塁の技術には、いくつも参考になるポイントがあったという。「赤星さんはシーズンで盗塁を60個以上もした。自分もそういう数字を目指していきたい」と、言葉に力を込めた。

 プレースタイルはもちろん、社会貢献への取り組みもお手本にする。赤星は盗塁数に応じて車いすを寄付する活動を続けており「(将来的には)自分もそういうことをできればいいと思う」と話した。オーストラリア旅行初日、松本は真っ赤なゴルフシューズを履いて、名門コースでのラウンドを楽しんだ。

 [2009年12月12日7時46分

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