日本ハム鶴岡慎也捕手(28)が、来季へ向けて「体内革命」を敢行した。14日、札幌ドームで自主トレを再開。胃腸などのリセットを目的に、この日まで3日間、固形物をとらず、ミネラルウオーターと自家製ドリンクだけで生活したことを明かした。「(練習前に)おかゆを食べました。おいしかったです」と食べることの尊さを認識し直し、再出発した。

 断食は毎オフの恒例にしている坪井、田中、今年から始めたダルビッシュら、多くのチームメートが実践している。毒素をいったん体内から抜くことで、免疫力を高める効果があるなどとされている。年明けから、紺田とともに2年連続で鹿児島・徳之島で合同自主トレを行うが、本格的な体づくりを前に、まずは体内の調整をした。

 今後は暴飲暴食を控え、消化が良いものから少しずつ摂取し、通常の食生活へ戻す。「急に肉とかを食べると、体重が増えすぎることもある」とリバウンドにも注意をしながら最大限の効果を出せるように日々、努めていく。

 [2009年12月15日9時16分

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