ソフトバンク川崎宗則内野手(28)が来季中の通算1000試合達成へ、自然体を貫く。今季は自己最多の143試合に出場も、打率は規定打席到達者中ワースト4位の2割5分9厘。試合出場のためにコンディショニングを優先させた結果との見方もあるが、「(来季も)疲れた時には無理はしない。ケガをしたら意味がないし試合に出ることが大事。(来季は)出て結果も残す」。今季と同様に連戦が続く時期などは試合前練習の量を落とし、故障防止に務めるつもりだ。

 この日は03年から参加を続けている福岡・豊前市内での野球教室に参加した。同僚の井手、ヤクルト吉本、オリックス加藤らと小中学生142人を相手に熱烈指導。終始大きな声を出しながら元気いっぱいに、野球の楽しさを伝えた。10年目となる来季、全144試合に出場すれば通算1001試合出場。「鷹の元気印」と呼ばれる川崎だが、04年(当時133試合制)を最後に5年間全試合出場はない。来季6年ぶりの目標達成で、チームを7年ぶりVに導く。

 [2009年12月20日12時1分

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