ソフトバンク秋山幸二監督(47)は「走力アップ」と「失策減」も優勝へのカギに挙げた。昨年は球団記録となる137犠打を決めた。「細かい野球は引き続きやっていく」とした上で「走塁をもっと高いレベルにしないといけない」。チームトップの44盗塁を決めた川崎は一方でリーグワーストの17度の盗塁失敗がある。1つの走塁の精度を高める必要性を説いた。09年チーム失策79への対応も急務だ。もう1つ加えるならば、選手のタフさが必要だろう。「昨年は優勝するチャンスがあった。CSから勝ち上がるチャンスもあった」と秋山監督。03年の日本一以降、Vから遠ざかっているチームに、最も重要なものかもしれない。

 [2010年1月1日11時25分

 紙面から]ソーシャルブックマーク