日本ハム高橋信二捕手(31)が一塁手と捕手の「ダブル練習」を敢行する。札幌の室内練習場で自主トレを行った2日、名護キャンプでのメニューについて「どっちも準備していかなきゃいけない」と、2つのポジションの練習に取り組む意欲を示した。

 昨季は134試合に出場し、捕手としてはわずか12試合しかなかった。メーンは一塁だが、今季も登録を捕手にする予定で、こだわりを持つ。その姿勢はキャンプでも変わらない。午前の全体練習のアップ前は、一塁のノックや連係プレーなどに取り組み、個人練習となる午後からは、キャッチングやスローイングなど捕手の練習に集中。「監督が(若手捕手の)大野を使いたいのも目に見えて分かるので、まずは与えられたところをやるだけ」と話すが、両方の守備位置につく準備は怠らない。

 この日は、正月返上で約3時間、体を動かした。「けがさえしなければ、(今季も)結果を出す自信はある。3割にもう1回トライしたい」。打者としても2年連続の3割超えを目標に掲げた。

 [2010年1月3日10時0分

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