巨人ドラフト1位の長野久義外野手(25=ホンダ)が、松井流トレで打撃技術を磨く。6日、ジャイアンツ寮に入寮。松井(エンゼルス)らがバットを振り込んだ「素振り部屋」を見学した。擦り切れた畳を足の裏で感じ「すごいですね。僕もここでいっぱい練習して、松井さんのようなすごいバッターになりたい」と気持ちを新たにした。

 主に1軍選手が使用してきた2階の部屋を用意された。昨年まで坂本、東野らが同階を使用。新人では異例の待遇だ。「恥じないように頑張りたい」と気を引き締めた。風邪予防のため空気清浄器を持参したが、荷物は最小限に抑えた。座右の銘は「感謝」。「周りの方に、常に感謝の気持ちを持って」。夢に見た巨人でのプロ生活がスタートした。

 [2010年1月7日7時55分

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