日本野球機構は18日、選手引退後のセカンドキャリアサポートのために実施したアンケート結果を公表した。昨年10月に宮崎で開催されたフェニックスリーグ中に271人の選手を対象に行ったもので、74%の選手が「引退後に不安を感じている」と答えた。引退後に就きたい職業の1番人気は高校野球の指導者で、24%の選手が「もっともやってみたい仕事」とし「興味がある」という選手は73%に達した。現実には、元プロ選手が高校野球の指導者となる場合、教諭として通算2年以上在職し、学生野球協会の適性審査をパスする必要があるなどハードルは高い。

 [2010年1月19日9時5分

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