ソフトバンク秋山幸二監督(47)が18日、新外国人の李■浩内野手と2月の宮崎春季キャンプ中に会談を持つ考えを示した。秋山監督はこの日、家族旅行先のグアムから帰国。李は三塁しか守らない姿勢を見せているが、「そういう気持ちでいることはいいのでは。キャンプで機会があるだろうから、そこで話すことになるだろう」と、会談をセッティングするつもりだ。

 これまで秋山監督は選手の能力をフルに引き出すためにも、複数ポジションの必要を説いてきた。特に三塁は李のほかにも、オーティズや松田と重なっている。本人の意向をくみ取りながら、チーム方針を示す場となりそうだ。

 グアムでは自主トレ中の松中らと食事をともにした日もあった。松中は左ひじと右ひざ手術のリハビリ中だが「だいぶ状態が上がっているんじゃないかな」と、主砲復活の確信を抱いている様子。自身も春季キャンプに向けてグアムの海岸を走り込むなど“下半身強化”も万全だ。指揮官2年目のシーズンへ、秋山監督が本格的に動き始めた。※■=木へんに凡

 [2010年1月19日11時27分

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