西武が春季キャンプを行う宮崎・南郷に“雄星ブルペン”ができることが30日、分かった。臨時で特設されていたサブグラウンド内の野外ブルペンが、来年春からは屋根付きの常設ブルペンに生まれ変わることになった。

 注目ルーキー雄星を迎えるにあたり、地元・南郷では例年以上の警備強化だけでなく、球場整備にも乗り出す。野外ブルペンは毎年、西武のキャンプに合わせて臨時で設置。本来は平地のグラウンドに土を盛ってマウンドを6カ所つくり、囲いを設けている。雨天の場合、隣接の黒潮ドームしか使えず、ブルペンの数に限りがある。今年に限っては例年同様だが、球団関係者は「野外ブルペンに屋根があるだけで練習の効率も違う。ありがたいです」とバックアップに感謝した。

 [2010年1月31日7時49分

 紙面から]ソーシャルブックマーク