ソフトバンク大場翔太投手(24)が、大失態を犯した。プロ野球選手にとっては、元日とも言える2月1日のキャンプイン。自身にとっても先発ローテ入りがかかった重要な年のスタートで、ホテルにユニホームを忘れてしまった。

 背番号17ではなく、久米のユニホームを借りてのブルペン入り。練習途中にホテルスタッフから届けられたが、期待をかけていた首脳陣もガックリ。秋山監督が「ばかたれ。秋に、準備が大事だとあれだけ言ったのに。もう忘れたのか」と、厳しい言葉を並べるのも無理はなかった。

 それだけでは終わらなかった。84球を投げたブルペン投球では2段モーションが発覚し、田之上投手コーチから指導を受けた。オフの自主トレから、ゆったりとした投球フォームを身につけようとしてきたのが、裏目に出てしまった。ユニホームを忘れたことについて、大場は「忘れてしまいました。(高山投手コーチは)怒ってたんじゃないですかね。仕方ないです」。とんだアピールとなってしまった。

 [2010年2月2日11時54分

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