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雄星ショック療法、涌井と岸にはさまれた

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雄星、涌井(左)、岸(右)と並んでの投球をファンがガラス越しに見守る
雄星、涌井(左)、岸(右)と並んでの投球をファンがガラス越しに見守る

 西武のドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)に“ショック療法”がほどこされた。宮崎・南郷キャンプの7日、ブルペンで涌井、岸の2枚看板にはさまれて68球の投球練習を行った。ネット越しには、キャンプ訪問した後藤高志オーナーの熱視線。フォームに悩んで変化球に頼り、本領を発揮できないでいる155キロ左腕にさまざまな刺激が与えられた。

 きっかけになれば何でもいい。潮崎投手コーチが「今からジジイみたいな投球をしてほしくない。この時期は真っすぐを磨くことを分かってほしい」と、空いていた2人の間のマウンドに入らせた。1度は投球を終えた涌井も全面協力。再登板して、隣のマウンドで見せつけるように150キロ近い剛球をうならせ「甲子園で見たイメージより小さくまとまってる。暴投するぐらいのつもりで思い切り投げろ」と投球を中断してアドバイスも行った。

 雄星も当然、力が入った。「MAXの力で、がむしゃらに投げました」と全力投球したボールに勢いはあったが、伸びに欠けた。「力むとベースの前で失速する」と受けた細川が言うように、まだ安定感はない。雄星も「フォームがバラバラになってわからなくなっているので、崩して0から作りなおしたい」と課題を自覚している。8日、卒業試験で岩手に一時帰省する。涌井、岸と“3本柱”を結成する日を夢見て、今は焦らずフォーム固めから取り組む。【柴田猛夫】

 [2010年2月8日7時55分 紙面から]


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菊池雄星

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