剣道トレ導入で世界の王を超える。巨人アレックス・ラミレス外野手(35)が10日、キャンプ休日に宮崎学園高を訪れ、人生初の剣道に挑戦した。今季、ソフトバンク王会長を抜く8年連続100打点のプロ野球記録に挑むが「スランプの時に竹刀を使って練習するのもいいかも」と、剣道と打撃の共通性に注目した。

 かつて、王会長は1本足打法習得へ日本刀を使い練習した。ラミちゃんは、そのことは知らなかった。だが、同じバットマン。10分の剣道体験にも感じるものがあった。「竹刀を握る右手をうまく使わないといけない。振り下ろす面は、打撃に生かせるものがある」と分析した。同校剣道部の顧問で、剣道歴20年の中瀬教諭は「竹刀の操作には右手が重要。ラミレスさんはのみ込みが早いですね」と驚いた。打撃理論に定評があるラミちゃん。バットと竹刀。得物は違えど、即座に神髄を見抜いた。

 生徒から剣道を取り入れたパフォーマンスを提案され、「東京ドームで今季最初の本塁打の後にやります」と約束。部員との3本勝負に勝つと「勝たせてくれてありがとう。ガンバリマス」と深々と一礼した。来日10年目。海の向こうから来たサムライは、礼に始まり礼に終わる武の心も身に付けていた。【古川真弥】

 [2010年2月11日9時19分

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