日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)が14日、早くも開幕を意識し、今季初戦から本番モードで臨む意向を明かした。18日の韓国SK戦(名護)で実戦初登板する予定で、開幕の3月20日ソフトバンク戦を想定した投球を披露する。

 4年連続の開幕投手を務めるダルビッシュに、「調整登板」の考えはなかった。韓国SK戦へ、「シーズン中と同じように投げるだけですね。その時その時のバッターの状況を見ながら投げていきたい」。先を見据えた試投は行わず、いきなりエンジン全開を強調した。

 「開幕モード」に入れる準備はできている。13日に今キャンプ最多の158球を投げ込んで、この日はキャッチボールやランニングなど軽めの調整。「疲れはあります」と話したが、厚沢投手コーチは「とにかく順調。このままいってくれれば」とまったく心配していなかった。

 実戦感覚を取り戻す意味合いもある。実戦は昨年11月の日本シリーズ第2戦以来。臀部(でんぶ)痛に加え、右手人さし指骨折も判明した一戦は、故障個所に負担のかからない投げ方でカーブを中心に配球。苦肉の策で、本来の投球にはほど遠かった。150キロを超える直球とキレ味抜群のスライダーなど、本来の姿が早くも復活する。

 [2010年2月15日8時33分

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