日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)が18日の自身今季初の実戦、韓国SK戦(名護)に自然体で臨む。先発登板を翌日に控えた17日、ブルペン入りはせず、遠投と強めのキャッチボール、ダッシュなどを行い最終調整を完了。「何かを試すとかいうより、普通に投げる」とシンプルにテーマを設定した。すでに今キャンプでは6度のブルペン入り。4年連続の開幕投手の大役にも決定し、順調に仕上げてきた。カーブなどの精度も高め、今季は多用する可能性もあり、すでに進化の兆しを見せている。「打者とやるのも初めてなので楽しみながらやりたい」と、相手の反応をチェックしながらの試運転が始まる。

 [2010年2月18日11時20分

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