ソフトバンク王貞治球団会長(69)が19日、新戦力補強について凍結を明言した。現在、外国人選手はA組でファルケンボーグ、ホールトン、オーティズ、李■浩(イ・ボムホ)の4選手が帯同。王会長は「あえて(外国人枠の)4つのイスを争わせるというのは、今のところない。故障などがあったときに備え、情報を集めている。獲得に動いているというのはない」と話し、不測のケース以外は助っ人補強に乗り出さない考えをみせた。国内トレードについても「現時点ではない」と言明。現有戦力でシーズン開幕に挑む方針を強調した。

 また、育成選手の山田が20日の紅白戦に登板予定。王会長は「(保有選手枠が)3人あいている。彼らもその気になっているだろうが、焦らせるわけにはいかないしね」と話し、今後の成長次第で選手契約の可能性を残していた。※■は木へんに凡

 [2010年2月20日11時36分

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