初マスクから超豪華バッテリー!

 阪神城島健司捕手(33)が、移籍後初めて守備につく25日の紅白戦(安芸)で、藤川球児投手(29)下柳剛投手(41)とコンビを組むことになった。23日、吉田バッテリーコーチが「今のところは、下柳と藤川を受けることになるだろう」と話した。

 紅白戦には初実戦となる下柳、藤川、フォッサムらが登板を予定。城島は、首脳陣に両軍の登板ピッチャーを確認し、下柳の2回と藤川の1回を希望したという。21日の紅白戦では初打席初アーチで沸かせたスラッガーが、今度は3イニングの守備で2打席に立つ予定。初マスクで受けるのは主力中の主力である守護神とベテラン左腕だ。

 藤川とは沖縄・宜野座キャンプ最終日の17日にフリー打撃登板でも組んだ。野原将を空振りにとり、2人で勝利の儀式を予行演習するなど呼吸ばっちり。下柳との過去2度のバッテリーではいずれもノーサインで捕球している。

 城島はこの日、室内練習場でのフリー打撃など順調にメニューを消化。25日の紅白戦出場について「たぶん(マスクを)かぶる。ちゃんとキャッチャーやりますよ。ただ明日(の休日)が終わって元気ならば。風邪をひいたりもあるからね」と冗談めかして口にした。安芸でお披露目する「キュージ・ジョージ」のコンビとシモジョーバッテリー。開幕を1カ月後に控えて、早くも実戦で豪華タッグを結成する。

 [2010年2月24日10時52分

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