阪神真弓明信監督(56)が26日、左ひじを痛め2軍調整中の岩田稔投手(26)を、開幕ローテ構想に入れていることを明かした。21日に2軍とともに安芸から帰神した岩田だが、この日は2日連続でブルペン入り。真弓監督は「もちろん(ケガは)誤算だが、そんなに長くかかると思っていない」と語り、順調な回復に安堵(あんど)した。

 岩田は16日に沖縄でひじの痛みを訴え、前日25日から投球練習を再開。この日も前日と同じく、捕手は立たせたままだが、全力に近い投球で20球。「昨日は感触を確認しただけで、今日は強さを増して投げました。近々(捕手を)座らせたい」と順調な回復ぶりをアピール。3・26からの開幕カード横浜戦への照準にずれはないようだ。

 [2010年2月27日12時5分

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