西武のドラフト1位ルーキー菊池雄星投手(18=花巻東)が、9日の教育リーグの巨人戦(西武第2)でデビューする。先発で2、3イニングを投げる。2月28日、1軍に同行していたサンマリン宮崎で2軍降格を通告された。念願の初実戦が、5日の2軍シート打撃に決定し「監督に教育リーグでよければ、オープン戦の最後で再合流もあるぞと言われました。もう投げるだけです」と1度は下がりかけたモチベーションが一気に高まった。

 甲子園をわかせた最速155キロ左腕は、1軍キャンプからスタート。大きな注目を集めたが、フォームの試行錯誤が続いて実力を発揮できずに苦しみ、実戦登板の機会がなかった。渡辺監督は「1度、B班(2軍)に預けて、段階を踏んでやっていく。下と連絡を取り合いたい」と2軍からの朗報を待つことにした。

 雄星はこの日、オープン戦の巨人戦を見届け、約1カ月の“1軍修行”を終えた。実戦を控え「最近すごくいい感じなので、ブルペンでやってきたことを出したいです」ときっぱり。1軍でしか味わえなかった貴重な体験を胸に、たくましく日焼けした顔で帰京した。【柴田猛夫】

 [2010年3月1日8時21分

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