逆転の開幕1軍へ、ネバーギブアップだ。巨人大田泰示内野手(19)が1日、2軍の宮崎キャンプを打ち上げた。実質1軍のA班スタートだったが、実戦で結果を出せず2軍行きとなった2年目のキャンプ。1軍と1日遅れの帰京に「開幕まで時間はあるし、開幕してもチャンスはある。チャンスを生かせるよう、しっかり練習したい」と返り咲きの決意を口にした。

 キャンプの実戦では、失策や16打席連続無安打を喫した。「自信のなさがあった。練習や試合で結果を出したら、堂々と上でプレーできる。そのために教育リーグがある」と明確な目的意識で臨む。2軍行きの際、原監督から「しっかりと自分(の立場)を守れる守備力をつけような」と言われた。大田は「次に監督にお会いするとき、成長したところを見せないといけない」。ふさわしい姿で、ひのき舞台に戻ってみせる。

 [2010年3月2日8時34分

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